靴のお手入れについて
- 1.基本的なお手入れ
- 当社のダンスシューズは、甲革の主要部にカーフ(子牛革)、キッド(山羊革)など、上質で、繊細な素材を使用していますので、シミになったり、色落ちしやすいため、お手入れには細心の注意が必要です。
クリーナーやクリームを使用される場合は、中性タイプのものをお選びになり、目立たない部分で試してから薄く塗りこむようにして、使用してください。
- 2.レッスン後のお手入れ
- ダンスシューズは、一般の靴に比べ、過酷な使用状況となることから、どうしても、ゆがみが出やすくなります。
主な原因は、汗とステップによる加重ですが、木製のシュートゥリーを入れておくことで、型くずれをかなり防ぐことができます。
レッスン後は、水分をかなり吸っていますので、そのまま履き続けると劣化の原因となりますので、通常は2~3日休ませて使用することが必要です。
2~3足の靴を交互に使用することができれば、理想的です。
- 3.靴底のお手入れ
- 当社のダンスシューズは、すべて本底に天然の起毛革(スエード革)を使用しています。
これは革の表面を削って起毛させた革ですので、適度に滑りにくい一方、毛足がつぶれやすく、ほこりや汚れが付着しやすくなっています。
使用ごとに、硬めのブラシ(豚毛や、プラスチック製のもの)で汚れを落とし、再起毛させると長持ちさせることができます。
- 4.保管のしかた
- ダンスシューズの保管にはカビ対策が必要です。
なるべく風通しの良い場所に保管するようにし、乾燥剤や、除菌作用のある消臭スプレーを使用すると効果的です。
長期間、使用しなくても、定期的に換気や、陰干しをするようにしましょう。